大腸内視鏡検査専用の個室の前処置室(トイレ付)を完備
- 大腸内視鏡検査は、洗腸液を飲んだあとに複数回トイレに通って便を全て排出してからの検査となります。
- 当院ではプライバシーを配慮した完全個室のお部屋(ソファー、テレビ、トイレ付)をご用意しており、人目を気にせず快適に待ち時間をお過ごしいただけます。
下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)について
- 下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)は肛門から内視鏡を挿入し、小さなカメラで直腸から盲腸(終末回腸)までの炎症、ポリープや癌、潰瘍などの病変を調べるのに使われる検査機器です。他の検査では識別困難だった大腸の色調変化や粘膜面の変化をとらえることが可能です。そのため、小さなポリープの発見もできます。大腸カメラにおいても拡大観察をする場合がございますため、より詳細な観察が可能になります。
- 鎮静剤を使用することにより、眠っている間に検査を行います。 鎮静剤を希望されない場合はご相談ください。
- <当院では世界最高水準であるオリンパス社製の内視鏡セットを装備しています>
- ハイビジョン画質と広い視野角により、広範囲の詳細な観察が可能になります。
また、狭帯域光観察(NBI)を併用した拡大観察を用いることで病変の早期発見につながります。
大腸拡大画像
下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)の注意点
1、検査前日
- わかめ、ひじき、きのこ類等の繊維質の多い食品、またイチゴ等の種子の多い食品は、2日前から控えてください。
- 夕食は消化の良いものを午後8時頃までに済ませて早めに就寝してください。
2、検査当日
- 検査が終わるまで、飲食は控えてください。
- タバコは吸わないでください。
- 鎮静剤を使用する場合はお車の運転は控えてください。
- 自宅での下剤の服用、または来院後に個室にて下剤を服用してもらいます。
- 当院で取り扱う下剤について
モビプレップ、サルプレップ、ビジクリア、マグコロールのご紹介はこちら
下部消化管視鏡検査(大腸カメラ)の検査時の流れ
1.麻酔
ご希望の方には鎮静剤を投与致します。
2.検査開始(内視鏡挿入)
左側を下にしてベッドに横になり検査します。
肛門から内視鏡を挿入します。
3.観察
モニターに映る大腸の内部を医師が観察します。
4.検査終了
時間は個人差がございますが観察のみなら約15~30分程度です。
大腸カメラ検査後の腹部膨満に対する取り組み
- 大腸カメラではよりよく観察するために、腸管に空気を入れて膨らませる必要があります。そのため検査後にお腹の張りが続く場合がございます。当院ではそのような腹部膨満感を軽減するために、空気の代わりに二酸化炭素(炭酸ガス)を使用しています。
- 二酸化炭素は空気よりも約200倍、腸管から血液へ吸収されやすく、呼吸により速やかに体外へ排出されます。そのためガスが腸管に残る時間が少なくなり、検査後の腹部膨満感の軽減につながります。
料金の目安
健康保険で3割負担の場合
大腸内視鏡検査(検査費のみ) | 6,000円程度 |
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病理組織検査(追加費用) 個数・部位によって異なります |
5,000円程度~12,000円程度 |
- 2割負担は上記金額の2/3、1割負担の方は上記金額の1/3程度のご負担とお考え下さい。